改めて確認したい防災グッズ【本当に必要なものを準備するための3つのステップ】

Daily Life

こんにちは。シンプリストのchikoです。

 

防災グッズを準備しようとする時、あなたは何をもとに揃えていますか?

今は中身がセットされたリュックも売られていますが、調べてみると「帯に短し襷に長し」で、ちょうどよいものがなかなか見つからなかったというのが正直なところ。

 

「これは!」というセットを見つけて口コミを見ると、「リュックの縫い目がすぐにほつれた」といったコメントがちらほら。市販の防災セットを購入して足りないものを補充しようと思っていたのですが断念。

 

そこで私は、自分でリュックを用意して中身を揃えました。

今回、防災リュックの中身を改めて見直し、防災セットに必要だと思うグッズをリストアップしたので、ご紹介したいと思います。

 

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改めて確認したい防災グッズ【本当に必要なものを準備するための3つのステップ】

避難生活を送る場所を想定する

中身を準備する前に、まずは必要なものをリストアップします。そのときに、まず考えなければならないのが、自分がどこで避難生活を送ることになるのかということです。

 

災害が発生した場合、まず身の安全を守るため、一時的に様子を見たり避難したりする場所「指定避難場所(広域避難場所)」へ退避します。その後、家が壊れたり浸水したりして住めなくなってしまった場合は、市区町村長が指定した「指定避難場所」で生活しなければなりません。

 

調べてみると、3日程度すれば救援物資が届き始めるとのこと。救援物資が届くまでのあいだ生き延びられるよう、約3日分の生活用品・水・食料などを入れた防災セットが必要になるかと思います。

 

90パーセントの人が自宅で暮らすことになる!?

災害が発生した際、指定避難所で生活できるのは、原則として「家が壊れて住めない人」となっているそうです。つまり、「家が壊れなかった人」はインフラが途絶えた自宅で暮らすことになるのです。

 

そうなると、家での備蓄もかなり重要。自宅で避難生活を送っている人に物資が行き渡るまでには最低1週間はかかるそうなので、1週間分の生活用品・水・食料などを備蓄しておくと安心ですね。

 

目的別の防災セットを検討する

以上を踏まえ、必要な防災セットを2種類用意することにしました。

  • 避難所で暮らすための持ち出しセット(3日分)
  • 自宅で暮らすための備蓄セット(1週間分)

 

自分が住んでいる場所について調べてみると、自宅で暮らすことになる可能性がかなり高いことがわかったのですが、災害の大きさによってはどうなるかわかりません。
自宅で1週間暮らすための防災セットは必須ですが、念のため避難所でも暮らせるように準備をしました。

 

自分に必要なものをリストアップする

防災セットの中身は、大きく(1)情報収集・伝達に必要なもの、(2)安全に避難するために必要なもの、(3)生活用品、(4)水や食料の4種類に分類できます

 

(1)情報収集・伝達に必要なもの には、ラジオやモバイルバッテリーなどが含まれます。また、(2)安全に避難するために必要なもの に含まれるのは、懐中電灯やレインコート、ホイッスルなどです。

 

一般的に必要とされるものを揃えることも大事ですが、災害時を想定して、あると安心できるものや、自分が使いやすいと感じるものをリストアップすると過不足なく準備できるのではないかと思います。

 

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私の防災グッズリスト

避難所で暮らすための持ち出しセット(3日分)

  • リュックサック(約30L)

(1)情報収集・伝達に必要なもの

    • 防災ラジオ(充電機能・懐中電灯・防犯ブザーつき)
    • スマホ充電用ケーブル
    • 筆記用具
    • 油性マジック

 

(2)安全に避難するために必要なもの

    • ホイッスル
    • 雨具(折畳み傘、レインコート)
    • 軍手
    • スニーカー

 

(3)生活用品

    • 衛生用品
      • マスク
      • ティッシュ、ウェットティッシュ(除菌)、からだふき
      • 歯磨きセット
      • 携帯トイレ12〜21個(1日4〜7回分を想定)
      • ポンチョ(トイレ用)
      • 生理用品
    • 救急セット(絆創膏、消毒液など)
    • 携帯用カイロ
    • 携帯用ブランケット
    • 水のいらないシャンプー
    • くし、ヘアゴム
    • 基礎化粧品(メイク落とし、保湿ジェル)
    • 万能ナイフ(ナイフ・ピンセット・ヤスリ・爪楊枝)
    • ビニール袋
    • 布ガムテープ
    • ビニールシート
    • タオル
    • 衣類(長袖、長ズボン、下着)
    • メガネ

 

(4)水・食料

  • 水6L(3日分)
  • 食料(3日分)

 

食料としては、レトルトタイプのご飯、カロリーメイト、缶入りのクラッカーを用意することにしました。

 

自宅で暮らすための備蓄セット(1週間分)

  • 避難所で暮らすための持ち出しセット(3日分)

【追加分】

(3)生活用品

    • ランタン、ローソク、ライター・マッチ
    • 簡易トイレ
    • 給水用ポリタンク
    • 紙皿、紙コップ、割り箸、サランラップ
    • カセットコンロ・ボンベ
    • 工具セット
    • ほうき、ちりとり
    • 防寒用ジャケット(ダウンなど)

 

工具セットやほうき、ちりとりは、家具などの下敷きになった時の救出、ガラスや転倒物の除去に使用します。

また、家の中にあるものでも、転倒物があると取り出せなくなるものもあるかもしれません。備蓄セットは、災害時にも取り出せる場所にまとめておくとよいですね。

 

(4)水・食料

    • 水8L(4日分)
    • 食料(4日分)

 

食料には、缶詰やインスタントのものも用意しています。

 

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おわりに

 

自宅にいる時間が長い今、改めて防災グッズの見直しをしてみました。期限が過ぎた食料などは処分し、新しいものを手配。過不足に気づいたら、随時更新する予定です。いつやってくるかわからない災害に備えておきたいと思っています。

 

予めセットされている防災グッズも、いざ内容を見てみると過不足があるもの。ぜひ自分が避難するときのことを想定して、十分な準備をしておきたいですね。一年に一度は、内容を見直してみてはいかがでしょうか。

 

以上、改めて確認したい防災グッズ【本当に必要なものを準備するための3つのステップ】でした。

 

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