シーツはどのくらいで交換すればいい?【世間の実態と望ましい交換頻度とは】

Daily Life

こんにちは。chikoです。

 

あなたは、シーツをどのくらいの頻度で交換していますか?

 

気になるシーツの一般的な交換頻度。実際、どのくらいの頻度で交換しているのかを調べてみると、意外な事実が明らかに。

 

寝具を衛生的に保つには、どのくらいの頻度で交換すればよいのか、科学的な見解もご紹介します。

 

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シーツはどのくらいで交換すればいい?【世間の実情と望ましい交換頻度とは】

日本人の「シーツ洗濯事情」

シーツの洗濯頻度について、いくつかの調査結果を見てみると、一番多いのは「週に1回」程度のようです。

 

ある通販会社が顧客に対して行った調査によると、やはり1位「週に1回」で39.3%、2位「月に2〜3回」で26.9%、3位「月に1回」18.8%となっています。

 

働く女性に対して行われた調査でも、1位「週に1回くらい」で33.2%、2位「月に1回くらい」で25.4%、3位「月に2回くらい」で16.6%という結果になっていました。

 

ある通信会社が行った調査では、1位「月に2回以上(半月に1回くらい)」2位「2カ月に1回程度」3位「月に4回以上(週に1回くらい)」の順に多くなっています。

 

衛生面を考えると、月に1回でも少ないように思いますが、なかには2ヶ月以上洗わないという人もいるようです。

 

海外に比べて低い日本人のシーツ交換頻度

アメリカの国立睡眠財団が行った調査によると、「週に1回かそれ以上シーツを交換している」割合を海外各国と比較すると、このようになっています。

 

  • メキシコ 81%
  • イギリス 68%
  • アメリカ 62%
  • カナダ  61%
  • 日本   40%
  • ドイツ  20%

参考資料:2013 International Bedroom Poll  Summary of Findings

 

なお、日本国内での頻度の順位は、「週1回」と「3週に1回よりも少ない」が同率の1位で28%でした。3位「2週に1回」で22%、4位「週に1回以上」で11%、5位「3週に1回」で9%です。

 

日本の「3週に1回よりも少ない」頻度の割合が28%というのは、他国と比べて圧倒的に高い割合です。ドイツで12%ですが、それ以外の国は1〜6%と低くなっています。

 

アメリカの微生物学者の見解

人間が人生の3分の1を過ごすベッドは、すぐに菌類の“植物園”になり得ると言うのは、ニューヨーク大学の微生物学者フィリップ・ティールノ氏です。

 

人間は、1年に約26ガロン(約100リットル)もの汗をかくことがわかっています。さらに高温多湿になると、科学者が「理想的な真菌の培養地」と呼ぶものになり、菌類やカビが繁殖しやすくなります。

 

人から出る汗や唾液、皮膚、排泄物由来の細菌などが付着するほか、ペットのフケや花粉、砂、糸くず、ダニの死骸などが付着し、それらは1週間でかなりの量になるのだそうです。

 

ティールノ氏は、シーツは1週間に1回は洗うべきだと述べています。

 

参考記事:How often you should wash your bed sheets, according to a microbiologist — and what happens when you don’t

 

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おわりに

 

ティールノ氏の影響があってかはわかりませんが、他の海外の記事でも、シーツの交換頻度は1週間に1回が望ましいと書かれているものを見かけました。

 

望ましいとされる頻度で交換している人の割合は、日本は他の国と比べると少ないほうですが、理想と現実の1位は一致していましたね。

 

長時間過ごすベッドや枕を不潔な状態にしておくことは、私たちの健康にも影響を及ぼします。これからの季節はさらに気温が上がり、菌類の温床になりやすくなるでしょう。

 

シーツも2枚持っていれば、乾くのを待つことなく交換することができます。少なくとも1週間に1回はシーツ類を交換して、清潔な状態を保ちたいですね。

 

以上、シーツはどのくらいで交換すればいい?【世間の実態と望ましい交換頻度とは】でした。

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