【人と触れ合うこと】セロトニンを活性化させる3つの方法(3)

Mental Health

こんにちは。chikoです。

 

これまで、セロトニンを活性化させる2つの方法を紹介してきましたが、今回ご紹介する「人と触れ合うこと」は、セロトニンを最も活性化させることがわかっているそうです。

 

ここでいう「人と触れ合うこと」は、“恋人と手をつなぐ” “落ち込んでいるときに肩を叩く” “赤ちゃんを抱く”という直接的な触れ合い、そして直接触らなくても“会話をする”という心の触れ合いも含んでいます。

 

中でも効果的なのは、直接触れ合うスキンシップです。

それでは、具体的に見ていきましょう。

 

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【人と触れ合うこと】セロトニンを活性化させる3つの方法(3)

マッサージでの触れ合い

まず、人にマッサージをしてもらったり、エステで施術を受けたりすることで、セロトニンが活性化されます。

 

触れる場所は、全身はもちろんですが、背中だけ、足だけ、手だけといった部分的なマッサージでも効果はあるそうです。

 

また、自分で自分に触れることにも効果はあるため、セルフマッサージを行うのもいいでしょう。

 

ただし、マッサージ機の場合は、血流がよくなるだけでセロトニンの活性化にはつながりません。必要なのは「触る」ことです。

 

マッサージは、される側だけでなく、マッサージするほうのセロトニンも活性化されます。

 

マッサージ師の方によると、マッサージする側は長時間やってもあまり疲れず、むしろ癒されているのだそうです。

 

 

さらに、ペットを撫でることでもセロトニンが活性化されます

 

撫でるのはペットのためだけではなく、実は自分のためでもあるのです。

 

撫でることには、リラックス効果やストレス解消効果があるといわれています。

 

「触れること」がなぜ大切なのか

人に「触れること」で、脳からオキシトシン”というホルモンが分泌され、そのオキシトシンがセロトニンを活性化します

 

オキシトシンは「愛情ホルモン」と呼ばれ、セロトニンを活性化する効果があるのです

出産や子育てにも関わっているホルモンです。

 

 

しかし、オキシトシンは広い意味のスキンシップによっても分泌され、母子関係に限らないということもわかってきています。

 

オキシトシンは、未婚の女性でも、男性でもスキンシップで分泌されるようです。

 

なお、男性の場合、オキシトシンがよく分泌されるのは、女性とスキンシップを取るときです。

 

オキシトシンは、親子や男女に関係する「愛情ホルモン」です。

 

家族や友人とおしゃべりする時間をつくる

最近では、スキンシップがなくても、コミュニケーションを取るだけでも”オキシトシン“が分泌されることがわかってきました。

 

また、親子や男女以外の、人と人との触れ合いでもオキシトシンが分泌されることがわかっています。

 

 

ただし、コミュニケーションを取る相手は、リラックスして無理なく触れ合える気の置けない仲の人に限ります

 

女性であれば、一緒にお茶をんだり食事をしながら「おしゃべり」をする、井戸端会議や立ち話をするなど、ゆるめの触れ合いでも効果があるそうです。

 

なるべく近いところで話したり、相手の手に触れてみたりすると、より効果が高まります。

 

また、ボアンティアへ参加することでもセロトニンが活性化されるといいます。

 

人のために何かをやるという行為をすることで、オキシトシンやセロトニンが活性化されるのだそうです。

 

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おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

親子や男女間のスキンシップだけでなく、リラックスできる気の置けない仲間とのおしゃべりなどでもオキシトシンが分泌され、セロトニンが活性化するということがわかりました。

 

今回のテーマについて参考にさせていただいたのは、セロトニン研究の第一人者である有田秀穂氏の著書“女30代からの「ストレス」を上手に消す方法”です。

 

 

ご紹介したセロトニンを活性化させる方法は、日常の中で少し意識すればできることばかりです。

 

ぜひ日常生活に取り入れ、実践してみていただければと思います。

 

以上、【人と触れ合うこと】セロトニンを活性化させる3つの方法(3)でした。

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