こんにちは。シンプリストでイメージコンサルタントのchikoです。
シンプリスト、あるいはミニマリストにとって、洋服を定番化するかどうかは一つのテーマではないかと思います。
オールシーズン着られるアイテムを組み合わせてコーディネートするのか、数にはこだわらず、季節感を取り入れながらシンプルなアイテムを揃えるのかによって、洋服の数もかなり変わってくるでしょう。
私自身は、服装自体はかなりシンプルですが、形と色のバリエーションがいくつか欲しいと思っているため、アイテム数をなかなか絞れずにいます。
でも、身軽でいたいし、コーディネートにかけるコスト(時間やお金)を削減したいのです。
今回は「あるシンプリストの定番服事情」として、私自身の定番服の決め方について、イメージコンサルタントとしての視点も含めてシェアできればと思います。
定番の服を決めるときに必要な基準と考え方【シンプリストの定番2019冬】
自分にとっての定番服を決める上で大事な条件は、大きく3つあるかと思います。
- 自分に似合っていること
- 自分のこだわりや大事にしていることに合致していること
- 生活スタイルに合っていること
3の生活スタイルに合っているかどうかについては、イメージしやすいことかと思いますので割愛し、今回は、1と2を中心に見ていきます。
自分に似合っていること
服が似合うか似合わないかが、どういった要素で決まるかをご存知でしょうか。
服の要素には、色・柄・形・素材があります。
以前、パーソナルカラーについて解説した際に、それぞれのカラーグループの人が似合う柄と素材についてもご紹介していますので、そちらも参考にしていただければと思います。

色
基本的なことですが、定番にする服の色は、自分に似合う色から選びます。
パーソナルカラーがウィンターの私が、定番にしている色はこちらです。定番と言っても、まだまだ多いと感じています。
ベーシックカラー:ホワイト、ブラック、グレー、ネイビー
アクセントカラー:ブルー、グリーン
一般的に、各シーズンの中には30色ありますが、そのすべてが自分に似合うというわけではありません。
アクセントカラーにしているブルーは、パーソナルカラーの中でも私にとっていちばん似合うサクセスカラーです。グリーンも似合う色の一つです。
私の場合、ブルー、グリーン、パープルは似合いますが、イエロー、ピンク、レッドなどは似合わない色なので、選択肢から外しています。
ベーシックカラーは、パーソナルカラーのシーズンによって異なります。
ホワイト(真っ白)とブラックが似合うのは、基本的にはウィンターのみです。同じブルーベースでも、サマーの場合はオフホワイト、グレー、ネイビーが似合います。
また、イエローベースの場合のベーシックカラーは、クリーム、ベージュ、ブラウンが中心となります。
スプリングの場合は、ウォームグレーや明るいネイビーも選択肢の一つに。オータムの場合でも、全体的に深い色が似合う方の場合はブラックも対象となることがあります。
柄
以前ご紹介したこちらの記事を参考にしてください。

パーソナルカラーごとに似合う柄があります。
ウィンターの私は、基本的には無地が多いです。また、装飾のほとんどないシンプルなものを選んでいます。
形
形を選ぶ上での基準とするものに骨格診断がありますが、これは参考程度に考えるのがよいかと思います。
なぜなら、どう見てもストレートの人がウェーブと診断されていたり、実際はミックスタイプの人が多かったりと、きれいにタイプ分けできないこともあるからです。
いずれにしても、人から服が似合うと言われたときには、その色や形、素材などを覚えておくとよいと思います。
ちなみに私は、骨格診断で言うと日本人に多い「ウェーブとストレートのミックス」です。
プロの診断では、ウェーブと診断されたことがあります。
骨格は華奢なほうですが、肩幅が広く、顔もどちらかというと男性的。ウェーブに似合うとされる服装では、似合わないものが多くあります。
ミックスの場合は、どちらに寄っているかによって似合うものが違うので、自分自身をよく観察して判断しましょう。
私のこの冬の定番はこちらです。
【第一の定番】
タートルネックorハイネックのニットワンピース(ブラック2、ネイビー1)
仕事以外の場面で、もし一つのスタイルを選ぶとするならば、迷わずこれを選びます。
着脱とコーディネートが楽であること、ややボディコンシャスな形はウェーブに似合う形の一つであること、また着ていると「似合う」と言われることから、今季の一番の定番です。
他にVネックのワンピースもあり、今季は4着を着回しています。
【第二の定番】
シンプルニットとスカート
トップス
形:タートルネック2、ハイネック2、カーディガン1、Vネック1、クルーネック1
色:ブラック2、グレー2、ホワイト1、グリーン1、ブルー1
首が比較的長いため、どちらかというとタートルネックやハイネックが似合います。これはウェーブの要素です。しかし、肩幅が広く上半身にややボリュームがあるため、Vネックを着ることもあります。
今季は7着を着回していますが、色と形を絞ることで色の組み合わせを考える必要がなくなり、コーディネートが楽になるのではないかと思っています。
ボトムス
形:タイト3(1)、フレア1
色:ブラック2、グリーン2、(グレー1)
スカートのほうがより似合うと言われることが多いこと、年齢とともにスカートのほうが似合うようになってきたことから、スカートを選んでいます。仕事や、スカートでないほうがよい場面ではパンツを履くこともあります。
タイトはストレート、フレアはウェーブのイメージがあるかと思いますが、私はどちらかというとタイトのほうが似合うようで好んで履いています。
今後どうするか迷っているグレーのスカートを除き、ブラックとグリーンに絞って、今季は4着を着回しています。
素材
洋服の素材は、パーソナルカラーによって何が似合うかというのもありますが、自分が何にこだわるかによっても変わってきますので、次の項目で見ていきます。
自分のこだわりや大事にしていることに合致していること
例えば、冬のニット。
「長持ちする質のいいもの」を着たいのであれば、化学繊維が入っていないウールやカシミアを選ぶことが多いでしょう。
また、自宅で洗濯できることを条件にするのであれば、洗濯表示もチェックする必要があります。
私自身は、シンプルかつ洗練されたイメージを大事にしたいと思っています。
ニットであれば、カジュアルなイメージになるざっくりニットよりも、編み目の詰まったニットを選んだほうが、洗練されたイメージになります。
また、化学繊維の割合が多いと安っぽく見えてしまうので、ウールやカシミアの割合が高いものを選ぶと高級感が出ます。
自分のタイプを知るためのツール
ご参考までに、自分を知るためのツールとして、「Oggiの骨格タイプ診断」をご紹介します。簡易的なものですが、私の場合は自分に合致した結果が出たのでシェアしたいと思います。
骨格タイプは、ストレート、ウェーブ、ミックスの3タイプのみですが、その後の6つのタイプ分けがおもしろいのです。
Oggiの世代のものではありますが、似合うブランドまで出てくるので、自分に似合うものがイメージしやすくなるかと思います。

私の骨格は「ミックス骨格」、6つのタイプ分けは「ネオコンサバティブ」タイプでした。
キーワードは「高感度が高い」「エレガント」「洗練されている」「シンプル」。そうありたいと思っているイメージです。
ちなみに似合うブランドには、私が20〜30代の頃に愛用していたものが多く含まれていました。
おわりに
自分自身のイメージと目指すものが一致した状態は最強です。
定番服を決める上で、純粋に「着たいから着る!」という発想も大事ですが、まずは自分に似合うものを再確認し、その上で自分が目指すものとの折り合いをつけていくというステップも必要かと思います。
私自身の現在の課題は、ワンピース以外のアイテムをいかに絞っていくかということ。
いくらある程度のバリエーションを持っておきたいと言っても、1週間は7日しかありません。自分がどうありたいのかを突き詰めて、似合うものの中からアイテムを厳選していこうと思っています。
定番服を決める上で、少しでも参考になれば幸いです。
以上、定番の服を決めるときに必要な基準と考え方【シンプリストの定番2019冬】でした。