実は誰にでも似合うわけではないモノトーンコーデ

Wardrobe

こんにちは。シンプリストでイメージコンサルタントのchikoです。

 

ミニマリストやシンプリストの方の部屋を想像するとき、白黒のモノトーンインテリアか、無印良品のようなウッディー調のシンプルなインテリアをイメージすることが多いかと思います。

 

シンプルなインテリアでは、統一感が大事。すると、上記いずれかの選択をすることが多くなるのではないでしょうか。

 

では、そこに住む人のファッションはどうでしょう。コーディネートや着回しのしやすさから、白黒のモノトーンコーディネートを選ぶ人も多いかもしれません。でも、その前に要チェックして欲しいことがあります。

 

そこで今回は、シンプルコーディネートを目指す上で知っておきたいポイントについてまとめました。

 

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ミニマリストやシンプリストにに多い?誰にでも似合うわけではないモノトーンコーデ

 

実は、モノトーンコーディネートが求められる場面や似合う人は、意外と限られています。それ以外の場合は、できるだけ自分に似合うコーディネートを選ぶことをお勧めします。

 

あくまでも主役は自分です。服どうしの色のコーディネートも大事ですが、一番大事なのは、自分に似合っているかどうか、服が自分を引き立たせてくれているかどうかではないでしょうか。

白黒コーディネートが求められる場面で着る

マナーとしてモノトーンコーデが求められるのは、冠婚葬祭やパーティーなどの場面。葬儀では、ブラックフォーマルと言われる深い黒の服装を着用します。こういった場面では、似合う似合わないもなく、誰もが一律に“黒”を身につけることになっています。

 

また、リクルートスーツというと、最近は“黒”をイメージすることが多いかと思います。「皆が着ているから」「売っているから」と選ぶことが多いかもしれませんが、一般的にビジネスの世界で男性が黒いスーツを着用するのは、本来タブーです。アパレルや一部の業界では見かけることもありますが、国際的にも一般的なビジネスには不向きとされています。

 

若い男性が黒いスーツを着ると、モードな印象を与えることが多いですね。

 

国際会議などでの各国首脳のスーツを見ると、総じてダークスーツや明るいネイビーのスーツを着ています。色が明るくなるほどフォーマル度は下がりますが、だからと言って“黒”を着ることはありません。

 

そもそも“黒”は、冠婚葬祭やパーティーに着るものであり、政治やビジネスの場では着用しないのです。

 

女性の場合は場面を限定されることが少ないですが、男性の場合はカジュアルな服装で取り入れるとよいかと思います。

 

白黒コーディネートが似合う人が着る

無難だから、大人っぽくなるからと、モノトーンコーディネートを選ぶ人も多いかもしれません。しかし、髪の色や肌、目の色などのボディーカラーによって、白黒のモノトーンが似合わない人もいます

 

白黒のモノトーンが似合うのは、パーソナルカラーで“ウィンター”の人です。ボディーカラーも白黒のコントラストがはっきりしていることが多く、モノトーンコーディネートに負けないのです。

 

パーソナルカラーで、白黒が似合う“ウィンター”の人は、実はそれほど多くはありません。企業研修に携わった際に、数百人の男性のパーソナルカラーの統計を取ったことがあるのですが、数年連続で約6割が“サマー”、次いでウィンター、オータム、スプリングでした。その傾向は、個人コンサルティングでも同様で、女性の場合は、イエローベースのウォーム系が男性よりも多い印象があります。

 

パーソナルカラーのグループ分けについては、こちらの記事をご覧ください。

 

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白黒コーディネートが似合わない人は、どうすればよいか

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「ウィンターではないけれど、黒が好きだから着る」という人を止めるつもりはありません。ただ、似合わない色を着ると、端から見て違和感があったり、顔色が沈んで見えたりするのでもったいないということだけは、お伝えしておきたいと思います。

 

各カラーグループの人に似合うベーシックカラーはこちらです。特に、スーツやジャケット、コートなどのベーシックカラーのものを選ぶ際の参考にしていただければと思います。

 

【ウォーム系】イエローベース

スプリング:ベージュ、ネイビー

オータム:ブラウン、チャコールグレー、ベージュ

 

【クール系】ブルーベース

サマー:ネイビー、グレー

ウィンター:ブラック、グレー、ネイビー

 

上記は、あくまでも目安です。例えばサマーの方でも、ネイビーは似合うけれどグレーはあまり似合わないということもあります。また、個人によって似合う色味が異なりますので、スーツやジャケットなど購入する際は、必ず鏡を見て確認するようにしてください。

 

パーソナルカラーについては、こちらの記事もご覧いただければと思います。

 

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おわりに

 

アパレルショップの方やスタイリストの方々で、パーソナルカラーについての知識を持っている人は、まだまだ少ないように感じます。「お似合いですよ」と勧められて似合わない色を購入してしまうことがないよう、自分のパーソナルカラーを知った上でコーディネートを選ぶことをお勧めしたいと思います。

 

また、服どうしのコーディネートが合っていても、自分に合っているとは限りません。センスのいい友人や家族の意見を聞いてみたり、パーソナルカラーリストやイメージコンサルタントなどプロのサービスを利用してみるのもよいかと思います。

 

以上、ミニマリストやシンプリストに多い?誰にでも似合うわけではないモノトーンコーデでした。

 

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