こんにちは。イメージコンサルタントのchikoです。
パーソナルカラーについて、これまでに“パーソナルカラーを知るメリット”と、“パーソナルカラーの分類”についてご紹介しました。


今回は、色だけではなく、各カラーグループごとに表れるパーソナリティや、似合う素材、柄についてキーワードでご紹介します。
また、自分でパーソナルカラーを判断する際の注意点についても解説したいと思います。
パーソナリティや似合う素材・柄にも特徴が表れる「パーソナルカラー」
スプリング
ブライトでフレッシュな印象のカラーグループです。
特徴:
キュート、子どもっぽい、クリエイティブ、行動的、冒険好き、さわやか、軽快、元気、活発、小柄、輝く目、丸顔、明るい声、機敏な動作、ラフな感じ、楽しい、親しみやすい、明朗
似合う柄:
大きい花、マドラスチェック、ギンガムチェック、キャラクタープリント、ポップな柄
似合うアクセサリーなどの素材:
プラスチック、さんご、つやのあるゴールド、象牙、カメオ
芸能人に見るスプリング:
蛯原友里さん、佐々木希さん、上戸彩さん、桐谷美玲さん、井川遥さんなど
サマー
エレガントでソフトな印象のカラーグループです。
特徴:
清楚、クラシック、女性的、優雅、優しい、控えめ、上品、柔らかい顔立ち、ソフトな声、柔らかい動き、曲線的、冷静、保守的、穏やか
似合う柄:
ペンシルストライプ、ピンドット、小花、古典柄、グレンチェック
似合うアクセサリーなどの素材:
シルバー、プラチナ、パール、曇りガラス
芸能人に見るサマー:
綾瀬はるかさん、黒木瞳さん、広末涼子さん、蒼井優さん、石田ゆり子さんなど
オータム
シックでスポーティーな印象のカラーグループです。
特徴:
ナチュラル、カジュアル、シンプル、健康的、野性的、成熟した、大人っぽい、リッチな、落ち着いた、ゴージャス、大柄、背が高い、すらっとした、そばかす、しっとりした声、ハスキーな声、包容力がある、たくましい、親しみやすい
似合う柄:
ペイズリー、チェック、エスニック、アニマルプリント、草木や果実
似合うアクセサリーの素材:
岩石、天然石、木製、毛皮、いぶし金、ブロンズ、クロコダイル、べっ甲
芸能人に見るオータム:
長谷川潤さん、安室奈美恵さん、中村アンさん、香里奈さん、北川景子さんなど
ウィンター
ドラマティックではっきりした印象のカラーグループです。
特徴:
澄んだ、華やか、輝いた、洗練された、整った、直線的、シャープ、主張のある、目立った、はっきりとした顔立ち、クリアな声、大胆な、きびきびした動作、決断力、説得力、オピニオンリーダー、エネルギッシュ、社交的、積極的
似合う柄:
チョークストライプ、無地、千鳥格子、幾何学、コントラスト感のある柄
似合うアクセサリーの素材:
エナメル、チェーン、ダイヤモンド、サファイヤ、シルバー、プラチナ
芸能人に見るウィンター:
広瀬すずさん、武井咲さん、黒木メイサさん、剛力彩芽さん、柴咲コウさんなど
ボディーカラーと一致するとは限らない「パーソナルカラー」
ファンデーションやヘアカラーの“イエローベースとブルーベース”
ファンデーションを選ぶとき、肌の色をイエローベースかブルーベースか診断することがあるかと思います。
また、美容院でカラーリング剤を決めるとき、頭皮などの色をチェックすることがあるかもしれません。
最近では、肌の色を見てカラーリング剤のイエローベースかブルーベースかを選んでいる美容師さんも少なくないようです。
しかし、そのときに例えば「イエローベースですね」と言われたとしても、パーソナルカラーで“オータム”か“スプリング”に該当するとは限らないので注意が必要です。
パーソナルカラーは、肌の色、目の色、髪の色などのボディーカラーの他、顔や声の印象、その方の持つ全体的な雰囲気なども加味して診断します。
石原さとみさんは「スプリング」なのか
肌がイエローベースでも、似合うのはクール系(ブルーベース)のサマーというのはよくあることです。
芸能人でいうと、石原さとみさんが代表例として挙げられます。
彼女の場合、昔の映像を見ると髪の色も黒く、サマーに見えます。
留学を経てスプリングにイメージチェンジされたのか、いまではそれがよい結果につながったように見受けられます。
ドラマやCMなどで見る全体的な雰囲気から、スプリングに見えることが多くなりましたが、例えばチークやリップなどは、青みの強いピンクのほうが洗練された印象になるようです。
小物の色の選び方
時計やアクセサリー
金属の場合、ウォーム系(イエローベース)はゴールド、クール系(ブルーベース)はシルバーが合うとされています。
同じシルバーやゴールドでも、発色や深さの違うものがあるかと思います。
ライトトーンのスプリングやサマーの場合、明るく軽い印象のものを選ぶとよいでしょう。
革製品
特に男性のビジネスシーンでは、革の鞄や靴、ベルト、名刺入れは、黒か茶が基本となります。
一つ目に持つものを選ぶなら、クール系の方は黒、ウォーム系の方は茶を選ぶとよいかと思います。
ウォーム系の方が黒を選んでも問題ありませんが、その際にベルトと靴の色を合わせることをお忘れなく。
女性の場合も、ビジネスカラーは黒、グレー、茶、ベージュ、ネイビーなどが基本ですが、男性ほど色に制約はありません。
営業などの仕事でなければ、自分のカラーグループの中から好きなものを選んでもよいでしょう。
また、似合う色ではないけれども好きな色を取り入れたい場合は、顔まわりから離れた場所に使うとよいかと思います。
おわりに
各カラーグループに該当する人にどのような特徴があるか、具体的にイメージすることができたでしょうか。
中には、該当するグループがはっきりと決まる方も入れば、複数のグループにまたがっている方もいます。
その場合、メインのカラーグループは決まっているかと思いますので、バッグや小物などは基本的にはメインのカラーで選んだほうがコストセーブできるかと思います。
ただ、指輪や時計などの場合、例えばスプリングとサマーにまたがっている方であれば、ゴールドとシルバーがミックスされたデザインのものを選ぶというのも一つのアイディアです。
洋服には流行もあり、季節にあった色を選びたくなることもあるかもしれません。
しかし、購入する際には鏡で合わせて見るなど、自分に似合う色か見定めてから購入することをおすすめしたいと思います。
どんなにおしゃれな色でも、似合わないとあなたの魅力が半減して見えてしまうかもしれませんのでご注意を。また、ファンデーション選びとは違うこともあわせてご注意ください。
ぜひ自分に似合う色を選びながら、ファッションを楽しみましょう!
以上、パーソナリティや似合う素材・柄にも特徴が表れる「パーソナルカラー」でした。